膳場アナは今年7月、広告代理店勤務の男性と自身3度目の結婚と妊娠を発表。11月20日の同番組では、「私事ですが、番組を休ませていただくことになりました。新たな経験を通じて、視野を広げていけたらと思っています」と産休入りを報告していた。
記事によると、同局には膳場アナから「番組に区切りを付けて、育児に専念したい」と申し入れがあったため、後任を含めて、これから検討に入るという。NHK出身の膳場アナは2006年9月から同番組のサブキャスターに就任し09年3月にはメインに昇格していたのだが…。「もともと、趣味がゲームと言われるほどの“インドア派”の膳場アナ。子供ができたことで、仕事よりもすっかり“育児モード”に入り、厳しいニュースの現場を“勇退”したくなったのでは。後任探しは難航するものと思われる」(テレビ関係者)
また、同番組といえば、アンカーを務める岸井成格氏が9月の同番組で安保法案について「メディアとしても廃案に向けて声をずっと上げ続けるべき」と発言。そのため、「政治的に公平であること」などを定めた放送法に違反であるという声があがり、先月、その発言を批判する意見広告が一部全国紙に掲載されていた。
この件について、同局の武田信二社長は2日の定例記者会見で「番組にはさまざまな意見が寄せられる。そのうちの一つ」と述べるにとどまったが、これまでにないほど番組が大揺れだ。
「番組の“顔”である岸井氏の降板説も浮上。このままだと、膳場アナよりも早い時期かもしれない。そうなると、番組の存続自体が危うくなる」(同)
制作サイドがこの苦境をどう乗り切るかが注目される。