逮捕されたのは高崎警察署交通課に勤務する25歳の巡査長。今月19日、高崎市内の商業施設の女子トイレに侵入したところを、女性店員が目撃。2人がかりで取り押さえようとしたが逃走し、行方がわからなくなっていた。
25日になり、この巡査長が自首。取り調べに対し、「覗くために入った」と述べているという。現在のところ処分などは発表されていないが、県警の首席監察官は、厳正に対処するとコメントしている。
交通課の巡査長といえば、交通を取り締まる立場の人間。交通違反の可能性がある場所で自動車やバイクを待ち伏せし、違反をしたところで取り締まり、切符を切ったうえで反則金を納付させる「ネズミ捕り」をする存在だけに、ネットユーザーの怒りは大きい。
なおネット上では、巡査長のFacebookやTwitterが特定されており、Facebookには大学の陸上部に所属する容疑者の姿が。また、本人と思われるTwitterアカウントには、自動販売機の前で横たわれる容疑者の画像がアップされている。これが仮に本人だとすると、普段から倫理を欠いた人物だったと言わざるを得ないだろう。
今回のような警察官による倫理を欠いたトラブルは全国的に多発。そのたびに「どうしてこんな人物を採用したのか」と庶民から嘆きの声が上がっている状況だ。
「警察官の指示に従わねばならないケースがあるのはもちろんですが、警察官といえども全て正しいわけではありません。エロ警官や詐欺など、不祥事を起こす人物も多いご時世です。
警官の発言と言えどもおかしいと感じた場合は従わず、警察署への連絡や確認することをおすすめします」(事件記者)
真面目に勤務している警察官が大多数であると思われるが、一部におかしな人物がいることも事実。自分で身を護るよう、努力したい。