最近リフォームしたばかりの320万ドル(約25億円)のニューヨークの家と、ロンドンやロスアンゼルスにも、豪華な屋敷を所有するマドンナとは対照的な生活を強いられているアンソニーさんが地元のメディアのインタビューに答えた。
WEBニュース「ザ・ミシガン・メッセンジャーズ」に対し、アンソニーさんは、これまで1年以上もホームレスで、トラヴァース市のストリートで貧困と格闘していると語った。
「私が辛い目にあっている時、家族は私に背を向けたんだよ」といい、注目を集めている家族の一員がどうしてこんな風になったのか、また路上で生活をしているのか人々から尋ねられることが、彼を苦しめているとも語った。
「妹が無限の財産を持つような人間が、どうして路上生活者をしているのか、っていうようなクエスチョンを何億回されても答えなかったって思っているんだろ?」「絶対ないだなんて言えないよ。これって誰にでも起こり得ることだろ」
アンソニーさんは、父親の経営する「チッコーネ・ヴァインヤード&ワイナリー・イン・サットンズ・ベイ」で“マドンナ・ワイン”を売っていたが、去年の初めころに職を失っていた。
それ以降は、「缶や瓶を集めてお金に換えるような仕事をしなければならなかった」と語り、 現在は地元の教会や慈善団体からの食事の施しを受けているという。
アンソニーさんは、すぐ下のマドンナ、マーティン、ポーラ、クリストファー、メラニーと異母兄弟のマリオとジェニファーを含む8人いる兄弟姉妹の2番目だ。