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自民党を本気で怒らせたコメンテーター

 先に行われた総裁選で安倍晋三元首相が勝利し民主党からの政権奪回に向けて意気が上がる自民党だが、関西ローカルの情報番組での発言をめぐって大騒動に発展してしまった。

 問題の発言があったのは9月23日に放送された上沼恵美子と高田純次が司会をつとめる「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)。同番組でコメンテーターをつとめる元NHKアナウンサーで医学博士の吉田たかよし氏が同党の総裁選について、「犬でも投票できる」、「党費を納めてたらペットでも故人でも投票ができる」などと発言した。

 「素人の発言ならスルーされたかもしれないが、吉田氏といえば、同党の元幹事長などを歴任した加藤紘一衆院議員の公設第一秘書をつとめ、03年の総選挙には神奈川8区に自民党公認で出馬し落選。議員経験こそないが、自民党について知り尽くす吉田氏の発言だけに逆鱗に触れてしまったようだ」(永田町関係者)

 翌24日、同党の大阪府支部連合会の公式サイトには「読売テレビ番組での放送内容とその対応について」と題したお知らせが掲載され、「吉田たかよし(医学博士、東京理科大学客員教授、所属事務所:タイタン)氏がわが党の総裁選挙の投票資格について虚偽の発言をし、自民党員を侮辱しわが党の品位を貶めるとともに、せっかく国民的な盛り上がりを見せている総裁選挙に水を差されました」として、放送終了直後に党本部と対応を協議し、同局に抗議したうえで総裁選挙終了までに訂正報道を求めたことが告知された。

 さすがに同局もシャレにならない事態であることを悟ったようで、迅速に対応した模様で、翌25日の同支部連のサイトには「読売テレビとの協議の結果、以下の通りとなりました」として、「同番組の問題部分を削除した上で、本日午後3時50分から再放送する」、「放送終了間際にアナウンサーから虚偽部分の訂正ならびにお詫びを行う」ことが告知され、さらに9月30日の放送で男性アナウンサーが「先週の放送で自由民主党に関する発言で誤解を招く表現がありました。関係者の方々にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます」と謝罪した。

 「吉田氏は同日の放送で元TBSの小林麻耶アナがTBS時代にいじめを受けたかのような内容をブログに書き込んだ件について聞かれ、『女子アナのいじめってすごいんですよ』とNHK時代の話しを暴露した。かつて『サンデージャポン』(TBS)のコメンテーターもつとめていたが、おもしろいことを言おうとして“暴走”するところがあり、いつの間にか降板させられていたが、今回も降板させられるのでは。同番組では大手芸能プロのチェックが甘いこともあり、芸能人に関する過激なネタがコメンテーターから飛び出すこともあったが、今回の件で多少自粛されるのでは」(芸能記者)

 番組存続のためにはトークもほどほどにした方が良さそうだ。

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