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【DeNA】上茶谷も大当たり? ベイスターズのドラフト1位が凄い!

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上茶谷大河

 ベイスターズのドラ1ルーキーは、2015年シーズンから連続で“大当たり”が続いている。

 2015年の山崎康晃は“魔球”ツーシームを武器に37セーブを挙げ、新人王を受賞。シーズン開幕直後のヒーローインタビューで「小さな大魔神になります!」の宣言通りの活躍で、以来クローザーとして活躍している。今年は「最低でも40セーブ」を目標にチームを引っ張る。

 2016年は今永昇太を単独指名。開幕ローテーション入りし、好投も援護がなく勝ち星が付かない登板が続くも、最終的には8勝をマーク。防御率2.93の数字を残し、あと一歩で新人王だった。昨年のスランプから一転、今年は初の開幕投手を務め、8回無失点で勝利投手となり“エース”としての活躍が期待される。

 2017年の濱口遥大も、開幕からローテーション入りし10勝を記録。CSで1勝1ホールドとシリーズ進出に貢献し、日本シリーズでは既に3敗を喫している崖っぷちの状況で先発。8回1死までノーヒットノーランの快投を見せ勝利投手になるなど、記憶に残る活躍を見せた。昨年はケガに泣かされたが、今年は4月3日の今季初登板で好投するなど、期待度は増している。

 2018年は東克樹を単独指名。開幕ローテーションの座を掴むと、チームの先輩投手がケガやスランプで離脱する中、獅子奮迅の活躍を見せ11勝5敗をマーク。防御率2.45はリーグ2位で、圧倒的な得票率で新人王を獲得。今年はフル回転の反動からか、左ひじの故障で出遅れている。

 今年のドラフト1位ルーキー・上茶谷大河も、オープン戦から好投を続け、開幕ローテーションの切符を手に入れ、4月2日の神宮球場のスワローズ戦で先発。観客も凍えるような低気温の中、デビュー戦とは思えぬような落ち着きで、テンポいいピッチングを披露。ミスター・トリプルスリー、山田哲人から3三振を奪うなど、ラミレス監督からも「期待以上」と評価されるような内容で、7回110球、被安打6、奪三振7、フォアボールは申告敬遠の1つだけと、抜群の内容で役目を終えた。上茶谷の武器は、切れのいい140キロ中盤〜後半のストレートに、カットボール、チェンジアップ、スライダー、スプリットフィンガー・ファストボールと多彩な変化球を操り、しかも低めに集める制球力を持ち合わせている。

 山崎康晃はクローザーで成功し、先発投手では、今年で4年連続で開幕ローテーションの座をゲットするドラ1ルーキー達。DeNAのスカウト陣の眼力は、球界でもトップクラスであろう。上茶谷も先輩達のようにルーキーイヤーから輝けるか。デビュー戦を見る限りでは、その可能性は高そうだ。

取材・文 ・写真 / 萩原孝弘

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