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「極悪がんぽ」が“フジ月9”史上最低視聴率更新 打ち上げで悔し涙の尾野真千子に同情の声も…

 NHK朝ドラ「カーネーション」(11年後期)で国民的女優となった尾野真千子が、初めて民放の連続ドラマで主演を務めることで注目を集めた、フジ月9枠の「極悪がんぼ」(月曜日午後9時〜)が散々な結果に終わった。

 同ドラマは初回(4月14日)こそ、13.6%(数字は以下、すべて関東地区)とまずまずのスタートを切ったものの、第3話(同28日=9.1%)で早くも1ケタ台に転落。以後、低空飛行が続き、第10話(6月16日)には7.8%を記録した。これは、過去のフジ月9枠の最低だった「ビブリア古書堂の事件手帖」(剛力彩芽主演)最終回(13年3月25日)の8.1%を下回り、ワースト視聴率を更新。

 最終回(第11話=6月23日)は10.3%と回復したものの、全話平均視聴率は9.9%と1ケタ台。これまで、月9史上最低だった「婚カツ!」(09年4月期/中居正広主演)の10.5%に及ばず、平均視聴率でもワーストとなり、「極悪がんぼ」はありがたくない2冠王となった。

 最終回の放送があった6月23日には、番組の打ち上げが開かれたが、同ドラマの主題歌「喧嘩上等」を担当し、打ち上げでサプライズライブを行った「氣志團」の綾小路翔が、自身のツイッターで、「最後にごあいさつをした尾野真千子さんが『楽しかった。でも辛かった。苦しかった。悔しかった。数字じゃないと慰めてもらったけれど、視聴率を取れなかったのは主演の責任』と涙を流した。全身が震えた。この方の演技力は以前からズバ抜けていたけれど、意識の高さが尋常ではない。感服。負けていられない」とツイート。

 その後、「誤解のないようにお伝えしますが、尾野さんの涙は決して失意によるものではなく、今作の内容に対する自信と、仲間達への感謝と、未来を見据えての強い意志のある涙でした」と補足したが、尾野は「極悪がんぼ」がフジの看板ドラマ枠である月9史上ワーストとなったことに、主演として責任を感じたようだ。

 ただ、尾野に同情する声も多々ある。テレビライターのA氏は「今クールは多くの連ドラが低迷。『ホワイトラボ〜警視庁特別科学捜査班〜』(TBS)、『SMOKING GUN〜決定的証拠〜』(フジ)、『ブラック・プレジデント』(フジ)、『なるようになるさ。』(TBS)などは全話平均視聴率7%台で終わっています。それに比べれば、『極悪がんぼ』はまだいい方。フジ月9枠だから、厳しい声がありますが、ボロクソにいうほどひどい視聴率ではないです。数字はドラマの内容やキャスティングにもよりますし、世の関心がサッカーW杯に向いていた影響もあるかもしれません。尾野はあまり気にしない方がいいのでは…」とコメントしている。
(坂本太郎)

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