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心機一転で再浮上したエリカ様

 女優の沢尻エリカが主演するフジテレビ系連続ドラマ「ファースト・クラス」の21日に放送された最終回の視聴率が10.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。

 同ドラマはファッション誌「ファースト・クラス」の編集部を舞台に、華やかな世界の裏にある女性たちの壮絶な“格付け社会”の中で、頂点を目指して成り上がる姿を描いたドラマ。沢尻にとって8年ぶりの地上波連続ドラマの主演となり、アルバイトから編集長に成り上がる地方出身のヒロイン・吉成ちなみを演じた。

 「登場人物たちが毎週、格付け=マウンティングされ、ストーリー展開に応じてランキングが入れ替わり視聴者を引きつけた。共演者の板谷由夏、佐々木希、菜々緒、三浦理恵子らもかなりクセのあるキャラクターを好演。それが同枠のドラマとして過去最高の視聴率獲得につながった」(テレビ誌記者)

 沢尻といえば、おととしは一部週刊誌で薬物使用疑惑が報じられ、一時期仕事のオファーが激減。しかし、昨年末にようやく元夫でハイパーメディアクリエイターの高城剛氏との離婚が成立し今回のドラマに臨んだが、すっかり心機一転したようだ。

 「今まで沢尻は、ほぼ毎回撮影現場で共演者と揉め、週刊誌誌上などをにぎわせていたが、今回のドラマでは一切、そういう記事が出なかった。その辺は沢尻が周囲に気を遣って撮影に臨み余計なトラブルを回避。今回のドラマが当たったことで、今後、ドラマ・映画・CMのオファーが増えそう」(広告代理店関係者)

 本人の“改心”もあり、見事に再浮上に成功した沢尻だが、「ここで周囲が危惧しているのが、売れるにつれてどんどん“エリカ様モード”が戻ってしまわないか」(映画関係者)というだけに、今回のドラマに臨んだ心境を忘れないでほしいものだ。

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