しかし、そんな台湾ラーメンの発祥は当然、台湾…と思いきや、実はこれ名古屋発祥なのだそうだ。以前のページで天むすが三重県発祥というのはお伝えしたが、今度の場合は逆。台湾発祥かと思われたものが、実は名古屋発祥だったのである。まったく、ややこしい…。
では、なぜ名古屋発祥のラーメンが『台湾ラーメン』と呼ばれているのかといえば、このラーメンを開発したのが名古屋にある店『味仙』の台湾人店主だったからだ。台湾南部の名物・担仔麺を元に作ったものとされているが、名古屋人の舌に合わせて激辛に変更しているため、同じような激辛の担仔麺は台湾には存在しないらしい。ナポリタンがナポリにないのと同じということか…。なんだか騙された気分だ…。