2003年から2011年にかけてカリフォルニア州知事を務め、俳優業からは遠ざかっていたシュワルツェネッガー。現在は新作映画の脚本の数々に目を通しているところで、中でも『ウィズ・ウィングス・オブ・イーグルズ』が最有力候補という。
「現在は3つの脚本に目を通している。州知事を務める前に検討したことがある話に特にワクワクさせられるね。僕の役柄は、戦争の終結時に大勢の子供を殺害するように命じられる熟年の兵士だけど、命令を守らずに、自分の命を懸けて子供たちを安全な場所へと避難させるのさ。あらゆる冒険に遭遇するんだ。しかもこの脚本は、実話をベースにしているんだよ!」
現在63歳のシュワルツェネッガーは、成功へと導いたアクションヒーロー役の全てはもう演じきれないだろうと語った。
「将来的には、年相応の役柄を引き受ける必要があるだろう。クリント・イーストウッドも同じようにしたよね。激しいファイトや銃撃戦はもう出来ないよ。今はもっと俳優として成功していきたいし、それが実現できると信じている。僕はスポンジみたいに知識を吸収するし、常に新しいことを学びたいと思っているからさ」