東京・六本木で写真展示会を開き、男性器が写った写真集(6000円)7冊を都内の男性会社員2人に販売したとして、警視庁保安課は4日、シンガポール国籍の写真家レスリー・キー容疑者をわいせつ図画頒布容疑で逮捕した。
キー容疑者は浜崎あゆみ、倖田來未、松任谷由美、長渕剛、ビヨンセらのCDジャケット写真、さらにはレディー・ガガの写真集を手がけたほどの売れっ子写真家だ。
ファッション関係者は「レスリーはあゆともユーミンとも親友といえるほど仲良し。ユーミンは『私の遺影はレスリーが撮った写真にして』と言っているほど。それはレスリーがゲイを公言して、男女の関係にならないから仲良しなんです」と語る。
逮捕について浜崎はツイッターで「あなたは永遠に私の心の友。すぐに会えることを信じている」と英語でコメント。ユーミンの夫の松任谷正隆もツイッターで「レスリーが逮捕されたのにはびっくりしたけれど、よくよく聞けば、芸術と猥褻の境目の論争って昔からあったよね。往々にして芸術家はこのての戦いに敗れたりしている」と書いている。
しかし、あゆたちはキー容疑者が逮捕された写真集の中身を知ってるのだろうか。
ゲイの聖地・新宿2丁目の店員は「レスリーは趣味と実益を兼ねて2丁目のバラエティショップで、限定1000部のビニ本を売っていた。それを六本木でも売ってしまったから逮捕された。ビニ本にはゲイAV男優や売れない男性モデルのあられもない姿が写っている。ビニ本として2丁目のエロ本のコーナーに売っていた」と明かす。
確かに有名アーティストとの表の仕事では芸術作品を撮っていたかもしれない。しかし、逮捕案件は、モロ出しのビニ本。芸術ではなく、完全にわいせつな写真集だったようだ。