かつて、「べつに」発言で会場を凍りつかせた「クローズド・ノート」の記者会見の時の沢尻は、ふくれっ面に似合わずギャートルズ風衣装+金髪が斬新で可愛かった。そしてさすがに流行モノを扱ってるだけあって、高城さんのチョイスは悪くなかったようで、結婚式の白無垢から始まって、その他「高城さん取り扱いメーカー」のお仕着せでも結婚後の沢尻の持ち物やリゾートスタイルはカッコ良かった。しかし、海外から帰国して、一人立ちした沢尻の今は明らかに、私服・衣装とも迷走している。
「Girls Award 2010」時の沢尻のステージ衣装のデザインと色が、アニメ・ガンダムで登場する兵器「ジオング」にそっくりと、「痛いテレビ」他のネットで話題に。大きな黒い羽を背中から出し、ゲームのボスキャラみたいにな沢尻エリカ。全体的にシルバーと黒って再スタートを誓った割には薄汚れた色だし、せめて白い羽の方が良かったと、ファッション評論家のピーコさんも言っていた。白といえば、エステの復帰会見の時に着ていた白いスーツも、いかにも借り物っぽくて沢尻らしくない。ドン小西氏が言うには「スーツも化粧も髪形も、新しく店を任されたチイママみたい」だそう。記者はこれらの意見には賛成だ。蜷川実花の写真展に出かけた時の片方だけフリルが肩から飛び出した衣装も、できそこないのセレブみたいで変。服で今の気持ちを主張したいのかもしれないが、最近の彼女はとにかく服のセンスが悪い。
そして話題の「はみ出し尻」。もはや喜ぶのはオヤジばかりで、沢尻は女性からは完全に見放されている。「とくダネ!」でも鼻の下を伸ばす小倉さんをよそに、中野アナは冷やかだった。何故なら女子的に見てあれはあんまりステキじゃないから。大体、当の沢尻も歌いながら恥ずかしそうにパンツの食い込みを下げてオシリ隠したりして、アクシデントなのがまるわかりだ。レディ・ガガもPVで“ふんどし風Tバック”はいて踊ってるけど、やるならあれぐらい毅然としないと。恥ずかしそうにすると、こっちも恥ずかしくなる。いいじゃないか、ちょっとぐらいオケツにぷよぷよ肉ついてたって! それにしても、大盤振る舞いのつもりで出演したファッションショーで、肥えただの、一部ジオングよばわりされちゃう沢尻エリカって、この先、今までどおり女王様イメージでやっていけるか疑問。早いところ笑われてもOKなイロモノ系に転向したほうがいいのかもしれない。(コアラみどり)