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紅白歌合戦事件史(2)

 NHKがもっとも力を入れる番組でもある紅白は、NHKの迷走ぶりを示す結果になることもある。2005年、この年は戦後60周年ということで一般からの「スキウタ」という投票を受け付け、出場者に反映させるという企画が行われた。事務所の力、NHKとの関係などを完全無視した内容に当初は期待もされたが、組織票が疑われたり、上位にランクインした歌手の出場辞退が続出、結局は前年までとたいしてかわらない出場メンバーになり、期待はずれに終わった。

 そして、近年、NHKにもっとも衝撃が走ったのが2003年の紅白。これまで視聴率が低迷したと言われても民放に負けることがなかったが、この年はTBSの格闘技番組でボブサップVS曙の試合が行われた時に、4分だけ視聴率が抜かれた。

 2007年、初出場となったすぎもとまさとを「存じません」と自身の番組で語った和田アキ子。しかし、和田にすぎもとが楽曲を提供していたことが判明、翌週に和田は番組で土下座して謝罪した。

 2006年の紅白で『おふくろさん』の歌詞を一部だけ変えて歌った森進一。これに作詞を担当した大御所の川内康範が激怒。しばらく森は『おふくろさん』を歌うことができない事態へとなった。

 そして、そんな森進一だが、過去には 本番中の大事件を起こしている。最後にその大事件を紹介したい。1974年に『襟裳岬』で初めての大トリをつとめた森。しかし、なんとズボンのファスナーが開いていたのだ。間奏中に他の出演者が森を囲み、その間に閉める。これは、紅白の歴史だけでなく日本芸能界の歴史として語り継がれる事件と言えるだろう。

 さて、今年はどんな事件が起きるのか? 「最近の歌には興味がなくて…」なんて方も「何か事件が起きるかも…」という期待を込めてみれば楽しめるかも!?

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