同作には、強制性交罪で起訴され、先日初公判を終えた新井浩文被告が主要キャストの1人として出演。そのため、当初6月公開予定だったが公開が延期され、3週間限定で公開されることになった。
「公開館は100館に近いぐらいだが、集客が順調ならばトップ10入りは可能。圏外だったことで、それほど集客できていなかったことを露呈してしまった」(映画業界関係者)
昨年4月、草なぎのほか、元SMAPの稲垣吾郎、香取慎吾が出演したオムニバス映画「クソ野郎と美しき世界」が、全国86スクリーンで2週間限定での公開となったが、ジャニーズ事務所から独立後、3人が初めて出演した映画のため注目度が高かったこともあり、公開初週はランキングで8位、翌週は10位に入った。
そして、今年、2月に稲垣主演の「半世界」、6月に香取主演の「凪待ち」が公開されたが、いずれも公開初週のランキングではトップ10圏外となってしまった。
「3人を率いる飯島三智社長は3人に映画賞を取らせたいため、作品と監督を厳選。稲垣は日本を代表する監督の1人である阪本順治監督、香取は勢いに乗る白石和彌監督に預けた。それぞれの作品自体は悪くはなかったが、集客という点からすれば微妙な感じ。草なぎの作品もあまりにもストーリーがぶっ飛んでいて、なかなかリピーターは出ないような感じ。結局、3人の映画はそこまで需要がなかったようだ」(同)
ジャニーズ時代よりも年収がアップしたと言われる3人だが、俳優業は振るわないようだ。