1986年に日本版の上演が始まった『アニー』は、逆境の中でも明るく元気に生きる子どもたちを描く感動の物語。孤児院で暮らすアニーを、厳しいオーディションを勝ち抜いた、ともに小学5年生の国分と吉井が演じる。4月26日から5月11日まで、東京・渋谷区の「こどもの城・青山劇場」にて上演。
この日は、配役が発表されたのち、会見が行われた。1980年代のトップアイドルとしてドラマ・映画でも活躍した浅香は今作が舞台初挑戦という。子どもたちに厳しく当たる孤児院の院長を演じるが、「堂々と意地悪ができる役は楽しみだと思います」とにんまり。「ヒール役」について、「意外と素でいけばいいのかなと思っています」と笑顔を見せるも、「子どもたちの勇気と希望の物語を描くためには、私がとことんいじめ抜かなきゃ、という覚悟はあります」と作品にかける決意を語った。(中村道彦)