まずは、A.B.C-Z(呼称・エビ)。12年に、ジャニーズ初のDVDデビューをはたした5人だが、2度も越年して、まさかのCDデビューだ。すでに冠番組も持ち、ライヴツアー、ミュージカルの座長、音楽やバラエティ番組へ出演するなど、有名芸能人が通るべき道を一巡したエビ。ずば抜けたダンスパフォーマンスと、イケメンから想像できない三枚目な素顔は、ややKis-My-Ft2(呼称・キスマイ)とカブる。すでに深夜枠で多くの冠番組を持つキスマイの二番煎じにならないことが、まずは必須といえよう。
そんなエビを差し置いて、今年の台風の目となりそうなのが、春に関西ジャニーズJr.(呼称・関ジュ)から誕生するジャニーズWEST(呼称・ウェスト)。現在はB.A.Dとして活動する桐山照史と中間淳太、7WESTとして活動する重岡大毅と小瀧望が合体するウェストは、年末恒例“ジャニーズカウントダウンライヴ”の最中、まさに突然、発表された(ライヴ時は「ジャニーズWEST4」のネーミング)。
関ジュからは昨年、2トップのB.A.D、7WESTに加えて、濱田崇裕 with Veteran、KinKan(King of 関西)、なにわ皇子、Gang Starなどが注目を浴び、総力を挙げた初の全国ツアーも成功させている。ウェストの小瀧は、2月に初の映画『劇場版 仮面ティーチャー』の封切りを控え、KinKanの平野紫耀は今月から、初の主演ドラマ『SHARK』(日本テレビ系列)がスタート。
先輩にあたる関ジャニ∞は、今夏の『24時間テレビ』(同)で、2度目のメインパーソナリティーを務めることが決定。今年のジャニーズは、関西旋風が吹き荒れる予感だ。