中学卒業後、松竹音楽学校から東宝芸能学校・演技科へ入学し、東宝宝塚劇場の東宝ミュージカルで初舞台に立つ。卒業後は日劇ダンシングチームに採用され、俳優・渥美清などと同じ舞台に立った。退団後も順調にCMやドラマ、舞台などで活躍していたが身体を壊し、半年間地元で療養することに。そして復帰後、声の仕事を始めることになる。
代表作は、1966年TVアニメ『おそ松くん(第1作)』トト子役、カラ松役、TVアニメ『魔法使いサリー』ポロン役、1968年TVアニメ『怪物くん(モノクロ版)』主人公・怪物太郎役、TVアニメ『巨人の星』主人公・星飛雄馬の姉の星明子役、『サイボーグ009』001(イワン・ウィスキー)、1974年『星の子チョビン』主人公・チョビン役、1975年TVアニメ『一休さん』五条露(やんちゃ姫)役、1979年TVアニメ『機動戦士ガンダム』ミライ・ヤシマ役、TVアニメ『花の子ルンルン』キャトー役、1980年TVアニメ『釣りキチ三平』ヒロイン・高山ユリ役、TVアニメ『伝説巨神イデオン』イムホフ・カーシャ役、1982年TVアニメ『パタリロ!・ぼくパタリロ!』主人公・パタリロ・ド・マリネール8世役、TVアニメ『忍者ハットリくん』伊賀流のくノ一でカンゾウの幼馴染・ツバメ役、1985年TVアニメ『オバケのQ太郎』ドロンパ役、1991年TVアニメ『どろろんぱっ!』小野小町役など、少年役や女性役を得意とし、主人公やメインキャラクターを多数演じている。
他にもパーソナリティーとして活躍し、中でも1967年にスタートした、ラジオ『パックインミュージック』では俳優、声優・野沢那智と担当し、同番組最長の15年間のロングランを記録した。またエッセイストとしても活動し『十二人の猫たち』などの著書がある。現在は、主に声優学校の講師をしており、「声優というのはあくまで役者の仕事のひとつであり、声だけの仕事だと思って首から上だけで演じていては、キャラクターの感情も何も伝わらない」という考えを持つ。