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プロ野球人気“復活”の狼煙③阪神 ダメ虎全開! 4億円代打・鳥谷 チーム打率1割 OB圧力

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提供:週刊実話

 ペナントレースはまだ始まったばかりで、盛り返す可能性は十分にある。だが、チーム打率1割9分8厘はひどすぎる(4月6日時点)。そんな矢野阪神にとって「一縷の光」であると同時に、「悩みのタネ」となっているのがベテラン・鳥谷敬(37)だ。

 その鳥谷がスタメン復帰したのは、同5日の広島戦。開幕第2戦には代打で登場し、チームを勝利に導く三塁打を放った。打線低迷のトラを救うのは、「存在感のあるベテランか!?」と思いきや、スタメン復帰したその日は5打数1安打。翌6日はベンチスタートに逆戻りとなってしまった。

 「矢野燿大監督(50)はドラフト3位の新人、木浪聖也を育てたいようです。ですが、その木浪はオープン戦では打撃好調でしたが、開幕と同時に大不振に陥りました」(在阪記者)

 鳥谷に頼りきった状況を変えたいという、前向きな気持ちからの「木浪育成論」だが、鳥谷の立場は微妙だ。

 「矢野監督は代打に専念させるつもりはないと言っていますが…」(同)

 今季の鳥谷は、自ら志願して運動量の多いショートに再挑戦している。自主トレ、キャンプ、オープン戦で懸命に努力するベテランの姿に、トラ党以外の野球ファンも共鳴していた。

 「試合中、ベンチから声を出してチームを盛り立てる一方、素振り室に何度も行っています」(関係者)

 走者のいない場面での代打ではもったいない。矢野監督も得点圏に走者を置いた場面で使いたいと思っているが、チーム打率1割台のチームではそれも叶わない。代打要員ではなく“素振り要員”というのが、鳥谷の現状だ。

 「鳥谷は5年総額20億円の複数年契約が今季で満了します」(同)

 鳥谷は今年、38歳になる。来年以降は単年契約での現役続行になるだろうが、年俸については評価が決められない。ダウン提示となれば、低迷する今の阪神を牽引する行動を否定したことになる。だが、「4億円の素振り要員」はいただけない。

 鳥谷を使う場面を作れない矢野監督について、こんな指摘も聞かれた。

 「自主性を重んじる練習に代わり、これまで金本知憲前監督にハードな練習を要求されてきた選手たちは戸惑っています。打線低迷の原因はそれと見るOBもいます」(球界関係者)

 矢野監督は喜怒哀楽をあらわにする。これは意識してのことだが、名将と呼ばれた指揮官は勝っても負けても、表情を変えなかった。ミスが連発すると、選手がベンチを気にするからだ。

 今季も下位低迷なら…。矢野監督は高額な素振り要員を作った責任を負わされそうだ。

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