11月21日発売の「週刊文春」(文藝春秋社)が歌手の谷村新司のスキャンダルを報じている。文春によると谷村の長男が谷村の所属事務所の女子トイレを複数回盗撮したことが発覚。絶縁したというのだ。以来、家族関係は崩壊し歌手である長女の詩織とも関係が希薄に。さらに、谷村自身も最近ではとある「スピリチュアル関係者」に大きく傾倒しており、完全に業界から浮いている状態にあるというのだ。
文春はそんな谷村とその周辺について詳細な記事を発表しており、彼のオールドファンへ大きなショックを与えているのだが、ファンの間では谷村が「スピリチュアル的」なモノに対し、強い興味を抱いていることは有名だったという。
文春にも紹介されているが、彼のヒットである『昴』はおうし座の散開星団であるプレアデス星団の和名であり、谷村は引越しの最中に突如、昴で使われる歌詞のフレーズが脳裏に浮かび、そのまま『昴』の歌詞を書き上げたというのだ。当時、谷村は昴がプレアデス星団のこととは知らなかったため、この時の経験を「宇宙からのメッセージ」と捉えているという。
この一件以降、谷村のスピリチュアル傾倒は大きく加速したとされており、2014年には『谷村新司の不思議すぎる話』(マガジンハウス)という自身の不思議体験をまとめた本を執筆。1970年代から続けている多くのラジオ番組では、以前では幽霊の話や陰謀論などの話題が多く出ていたが、前述の書籍が出版されて以降では、音楽の話や雑談は控えめに、それらスピリチュアルの話題だけで放送を終了することも多いという。
「かつてはビニ本収集癖などで『下ネタ帝王』との異名をとった谷村さんですが、最近では加齢のためお盛んではないのか、ラジオでは笑い一切なしでオカルトやスピリチュアルの話ばかりしているようです。オールドファンも谷村さんの『カルトぶり』に辟易している人も多く、離れてしまうファンも少なくないようです」(某芸能記者)
ベテラン歌手に突然向けられた「文春砲」。その砲弾は谷村の家庭崩壊を描いた残酷な一発だった。