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フジが必勝体制で臨む嵐・相葉の月9ドラマ

 4月からスタートするフジテレビの「月9」ドラマで嵐の相葉雅紀が主演する「貴族探偵」の舞台裏を、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が報じている。

 今年は月9の30周年記念だが、同作で相葉が演じるのは本名や年齢、学歴、住所など一切不明で、「貴族」を名乗る謎の青年。自分では一切推理せず、捜査も召使い任せといった風変わりな役どころだ。

 共演は主人公と対立する女探偵が武井咲、メイド役は「月9」出演が15年ぶりの中山美穂、武井の師匠役に井川遥、さらに謎の役を演じる仲間由紀恵と主演クラスが並び、執事役が松重豊、刑事役が生瀬勝久と脇役陣も豪華な顔触れが並ぶ。

 「現在放送中の西内まりや主演ドラマ『突然ですが、明日結婚します』が視聴率5.0%に落ち込むなど大惨敗。それもあり、相葉のドラマはフジテレビとしては他局のドラマをぶっちぎっての必勝体制で臨む意気込み」(テレビ誌記者)

 同誌によると、相葉とフジの幹部はクランクイン前から相当ナーバスになっているそうで、最近の月9の急速な人気凋落ぶりを目の当たりにして、慌ててテコ入れがなされ主役級の女優をなりふり構わずブッキング。

 相葉は月9の30周年記念だとわかっていなかったようで、相当なプレッシャーがかかり役作りに必死。ただし、変わった役どころだけに、演技を不安視する声もあがっているという。

 ドラマ畑出身の亀山千広社長は常々「月9はやめない」と宣言しているが、30周年記念と銘打った月9の数字が悪いと進退問題にも関わりそうだというのだ。

 「月9に続く枠で『SMAP×SMAP』の後番組『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?』も惨敗中。このままだと、以前から浮上している両枠のリニューアル話が水面下で進行しそうだ」(フジテレビ関係者)

 相葉にのしかかるプレッシャーは想像以上のものになりそうだ。

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