同ドラマは作品映像化が初となる麻耶雄嵩氏の推理小説「貴族探偵」と続編「貴族探偵対女探偵」が原作。相葉演じる推理をせずに謎を解くという“貴族探偵”を主人公とした異色のミステリー作品。
相葉が演じるのは年齢、家族、学歴、住所、さらに本名までも不明の青年。自らを貴族と名乗り、探偵を趣味にしており、「美しい女性をもてなすのは貴族のたしなみ」と公言。事件関係者の女性との会話を楽しむが、実際に捜査をすることはない。今春で30周年を迎える月9枠に華を添えるべく、武井咲、生瀬勝久、井川遥、滝藤賢一、中山美穂、松重豊、仲間由紀恵ら主演級キャストが脇を固め、全員が相葉と初共演を果たすというのだ。
「フジテレビにとって『絶対に負けられない』と言ってもいい4月クール。このところ、ことごとく低迷し、なかなか自ら月9出演に手をあげる役者たちがいなくなった中、白羽の矢を立てたのが相葉。ジャニーズと太いパイプのあるフジだが、困った時は“嵐頼み”であることが今回のキャスティングで改めて浮き彫りになった」(テレビ関係者)
相葉が主演した月9は、15年4月クールの「ようこそ、わが家へ」が全話平均視聴率12.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)。全10話で1度も1ケタを記録することはなかった。
それに対して、現在同枠で放送中の西内まりや主演の「突然ですが、明日結婚します」はこれまで放送された3本はいずれも1ケタで最低は第2話の6.9%。
さすがに、相葉を投入して大コケすることはなさそうだが…。