マンガが原作で西内まりやが主演の今回の月9だが、視聴率はスタートから一ケタで、ついには昨年4月クールでオンエアされた福山雅治主演の「ラヴソング」が出した6.8%の記録を下回った。現在、まだ4話目。さらなる最低記録更新すらありうるが、ある制作会社関係者は「今回のドラマはフジの中では、低いだろうというのは想定内というか織り込み済みだったようです。むしろ、次のクールのためにも、低いほうが急上昇感が出ていいんじゃないかという見方すらしているんです」。
4月クールの月9ドラマはというと嵐の相葉雅紀主演の「探偵貴族」だ。あまりドラマでの実績のない相葉だが「フジとしては今後のことを見据えても、当然、ジャニーズ事務所の後継者といわれるジュリー副社長への忠誠心がためされるタイミング。相葉の起用にもそんな思惑が見え隠れするんですが、その『探偵貴族』だって2桁取れる保証はないですが、仮に2桁取ろうものなら、1月クールと比べてジャンプアップは話題にもなるし、ジュリーさんへいい顔も出来る。いくらダメでも、さすがに、今回の『突然ですが〜』以下にはならないだろうってこと。だから、視聴率が低いのは痛いけど、先のことを見ればそれはそれで問題なしという雰囲気はありますよね」と同関係者。
勝負は次回作ということのようだが、果たして思惑通りにいくか。