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『銀魂』が圧勝だった人気コミック実写化バトル 「ジョジョの奇妙な冒険」は“大コケ”レベルのスタート

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映画『銀魂』公式Twitter @gintama_film

 シリーズ累計発行部数1億部を超える荒木飛呂彦氏原作の大ヒットコミックを実写映画化した「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」が4日公開されたが、7日に発表された5日と6日の全国週末興行ランキング(興業通信社提供)は初登場5位という結果となった。

 同作は三池崇史監督がメガホンをとり、山崎賢人主演で初めて実写映画化。全国325スクリーンで公開され、土日2日間で動員11万7000人、興収1億6600万円の成績だった。

 「スペインでのロケを敢行するなど、それなりに製作費がかかっているにも関わらず“大コケ”レベルのスタート。このところ映画事業が好調なTBSが出資したことで、他局で番宣ができないことや、キャスト陣が忙しくてプロモーション活動に時間をあてられなかったのが敗因と思われる」(映画業界関係者)

 同作は公開前から早くも「続編ありき」の声があがっていた。しかし、ネット上でのレビューでは酷評が目立つだけに、最終的な興収次第では最初で最後の実写化になりそうだ。

 同作よりもひと足先の7月29日に公開された「東京喰種 トーキョーグール」は先週、同ランキングで5位に初登場。しかし、2週目にして早くもトップ10圏外に転落してしまった。

 「『ジョジョ』よりもネット上での評価は高い。しかし、内容がなかなかグロいので、原作を読んでいないファンからは敬遠されているようだ。7日に舞台あいさつイベントがあり、通常、初日の次は『大ヒット御礼舞台あいさつ』だがヒットしなかったからか、『公開記念舞台あいさつ』になっていた」(映画ライター)

 春先に公開された「帝一の國」は主演の菅田将暉、竹内涼真ら各芸能プロ期待の若手をそろえたものの、「興収は20億円に届かなかった」(同)。

 そんな中、「銀魂」は公開2週間で興収20億円を突破。人気コミック実写作の中で“独り勝ち”となりそうだ。

※写真・映画『銀魂』公式Twitter @gintama_film

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