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勝因は『みなおか』っぽさ? 石橋貴明の番組、テコ入れ後好調の理由

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石橋貴明

 『石橋貴明のたいむとんねる』(フジテレビ系)が好調だ。『週刊新潮』(新潮社)のウェブサイトである「デイリー新潮」では、テコ入れ後に視聴率が回復傾向にあると報じている。

 同番組は約30年にわたって続いた『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)終了後に、石橋単独の番組として2018年4月にスタート。当初はタイトルの通り、80年代の懐かしトピックを紹介するカルチャー系の番組としてスタートした。元そのまんま東こと東国原英夫や、柳沢慎吾など、石橋と30年来の付き合いのある芸能人たちが、マニアックな懐かしトークを繰り広げていた。だが、極端な身内ネタが不調だったのか、視聴率は振るわず、早期打ち切り説もささやかれていた。

 だが、現在に至るまで1年以上にわたって続いている。そのツールとなったのが、新潮記事でも触れられている「テコ入れ」である。

 「『テコ入れ』とは、番組内容に対するリニューアルです。『たいむとんねる』の場合は、石橋の相方を務めていたミッツ・マングローブが今年の3月に、事前の予告なく降板し、その後は視聴率が望めるグルメ系企画などに重点が置かれるようになりました。おぎやはぎや、カンニング竹山といった『タカさんファミリー』の芸人が出演していますね」(芸能関係者)

 番組のテコ入れでは、どういった視聴者を獲得することになったのだろうか。

 「テコ入れ前の放送では、最低でも50代以上の石橋と同年代の視聴者に受け入れられていたと言えるでしょうが、現在は、幅広い視聴者層、特に視聴率の要となるF1(20歳から34歳までの若い女性)も惹きつけているのではないでしょうか。月曜の深い時間帯に安心して見られる、ゆるい番組になりつつあると思います」(前出・同)

 「みなおか」終了時、とんねるずはオワコンとも言われていたが、やはりベテランだけあり、石橋はけっこうしぶとく生き残るのかもしれない。

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