ここは『笑っていいとも』(フジテレビ系)の収録で、香取が毎週訪れていた場所。この日はTOHOシネマズ新宿で映画『クソ野郎と美しき世界』の舞台挨拶が行われていたため、そのついでに訪れたようだが、ファンからは「慎吾ちゃんにはアルタが似合う」「いいとも最終回の涙を思い出す」など、当時を懐かしむ声が寄せられている。
だが一方で、一部のファンからは「もうジャニーズ時代のことは忘れて欲しい」という声が挙がっている。というのも、香取はいまだに『いいとも』の思い出を語ることが多いからだ。「『いいとも』が終わってから新宿には来ない」「月曜日に『いいとも』の収録があると1週間始まるぞという気持ちがあった。でも最近はいつが何曜日か分からない」と言ったエピソードを、度々テレビやラジオで話している。
実際、20年レギュラーを務めた『いいとも』を始め、本人も「これで週が終わると実感した」と語る『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)の終了は、相当なダメージであったのだろう。
しかし現在、香取の地上波テレビのレギュラー本数は0本だ。しかも、再びレギュラー番組を持つことは難しいと言われている。
「各テレビ局がジャニーズ事務所に“忖度”をしていることもそうですが、そもそも、嵐を始め多くのゴールデンの時間帯をジャニーズタレントが占拠している。その裏に元SMAPの3人を起用しようものなら、ジャニーズに“刃向かっている”と捉えられてしまうことは間違いありません。それを見越してかどうか分かりませんが、ジャニーズ事務所は『PON!』(日本テレビ系)にNEWSの増田貴久を配したり、若手に冠番組を持たせるなど、退所組が登場する隙をなくしています」(芸能記者)
少なからずジャニーズの圧力はあるのかもしれないが、それでも退所してから「新しい発見が増えた」と語る前向きな香取。新たな香取が見られることに期待したい。
記事内の引用について
香取慎吾の公式Instagramよりhttps://www.instagram.com/katorishingo_official/