今年で3回目の「超十代」が幕張メッセで開催され、今年初めての試みとなる日本で唯一の十代に特化した「超十代AWARD」を開催。ティーンに絶大なる人気を誇る藤田ニコルが「超十代特別賞」を受賞した。
藤田は「にこるん」がニックネームの大人気モデル。最近はモデルの枠を飛び出し、おバカキャラでバラエティー番組にも引っ張りだこ。
先日は遂に、自らがプロデュースするアパレルブランド「NiCORON(ニコロン)」を立ち上げ、ファッションの分野でも才能を発揮。ティーンズの聖地、SHIBUYA109にショップをオープン。たちまち大人気となっている。
そんな「NiCORON」の初ランウェイが、超十代ステージで披露された。藤田自身がショーもプロデュース。細かいこだわりが溢れていて、会場に詰めかけたファンは大熱狂! 無数のネーム入りうちわも見かけられた。
続けて「NiCORON」ブースにて、本人が夏物新作を紹介するために登場。ブース前には幾重にも人だかりができ、大変な賑わい。さらに、ライブコマースで夏物新作を先行発売したため、スマホ片手に撮影にショッピングに大忙しなティーンの熱気が溢れていた。
受賞の会見では、「ジャンルの違う10代も盛り上がっているなあ」と実感を語り、「夢を言葉にすることで叶えてきた。言うことは大切。言葉にすると、夢への距離を近づけられる。」と自らの成功体験談を披露。10代へのメッセージとしてコメントした。また、「10代の頃は楽しむことを第一に考えていたが、20歳になって考えが変わり、責任感が出てきた。真面目になった!」とまさかのオトナ宣言も飛び出した。反面、10代に戻りたいかとの質問には「戻りたい!写真撮ったり、渋谷や原宿で制服を着て遊びたい!」と、まだまだオトナにはなりきれていないのか?と思うような発言も。こんな天真爛漫さが、にこるんの魅力なのだろう。
モデル、ファッションプロデューサー、タレントと多彩な才能を発揮しているにこるん。20歳となり、次はどのような目標を言葉にするのか。ティーンの憧れは輝き続ける。
イベントの出演は他に、卓球の伊藤美誠選手、同・平野美宇選手、池田美優、岡田結実、久間田琳加、三四郎など。
取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘