松本伊代と西村知美とともに、20代のおバカ代表として登場したニコルは、中学時代の成績表を見せることとなったのだが、ほぼすべての教科が5段階評価のうちの「1」。美術のみかろうじて「2」を獲得していた。
これを見たMCのチュートリアル徳井義実は「中学で『1』ってなかなか出ませんよ」と驚愕。フットボールアワーの後藤輝基も「典型的なおバカ」と認めていた。
スタジオ内も笑いが起き、さぞかし視聴者もニコルのおバカっぷりを笑っていたかと思いきや、現実は違うようだ。ネット上では「こんな成績でも認められるのが芸能界。世の中そんなに甘くない」「これを観た子供が勉強しなくてもいいと思ったら大変」「何しに学校に行ってたの?」と厳しい意見が。まだ学生と思われる子からは「こういう大人にはなりたくない」との声も挙がった。
それを知ってか知らずか、ニコルは同日「私おバカ枠で呼ばれてますけど自分では、天然とかじゃなくて学力のおバカの方のおバカ枠だと自分でおもってます!」とツイート。ニコルのファンたちはニコルの意見を支持しているようだが、冷ややかな声も相変わらず聞こえる。
「『クイズ!ヘキサゴン』(フジテレビ系)の全盛期くらいまでは、おバカってだけでウケてましたが、今は嫌悪感も生まれる。そもそも、おバカなだけでは使えません。的確な毒舌が吐けたり、いるだけで盛り上がるような何か光るキャラがないとダメですね。おバカの代表格ともいえる滝沢カレンさんは、秀逸なセンスでつける四字熟語あだ名があったり、りゅうちぇるさんは、ぺこさんとの新婚ネタがある。いつまで続くか分からないものの、プラスαの武器は必要です」(テレビ関係者)
おバカを全面に出す時代は終わったのかもしれない。
記事内の引用ツイートについて
藤田ニコルの公式twitterよりhttps://twitter.com/0220nicole?lang=ja