同誌によると、メールは元ボクシング世界王者で現在、恐喝未遂罪で実刑判決を受け最高裁に上告中の渡辺二郎被告の捜査過程で押収された渡辺被告の携帯電話で05年6月から2年間にわたってやりとりされたもの。
「紳助さんは23日の引退会見で『この程度で引退しなくてはならない』と語っていたが、メールによると、かつて身に降りかかったトラブルを処理するため渡辺被告から紹介された、指定暴力団山口組最高幹部のために紳助さんが芸能イベントのチケット入手に奔走するなどのやりとりなどがあり、ズブズブの関係であることが浮き彫りになった」(芸能記者)
それにしても、メールのやりとりからは紳助さんの素顔が伺える。
「昨日は精神安定剤のんでねました」「自分の気の小ささやになります」「もともとへぼい私には、少々ポジションが重いかも」など番組の中での“王様ぶり”からは想像もつかない弱気な文面が目立つ。
「メールから分かるのは紳助さんは芸能界で気の許せる友人がいなかったということ。数少ない信頼がおける人間が渡辺被告や最高幹部だった。紳助さんと同期で吉本興業に入った明石家さんまもプライベートでは紳助さんとつるむことがなかった」(週刊誌記者)
気になるのは07年4月末にやりとりされたメール。紳助さんは渡辺被告に「とことんいったります そして引退ですわ」というメールをしていただけに、多少なりとも、いずれ“黒い交際”が発覚し芸能界引退することを予感していたような気がしてならない。