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健介オフィス 佐々木健介&高山善廣が天龍源一郎、鈴木みのるとチームを結成。しかし、健介とみのるの内紛確実か!?

 3冠ヘビー級王者の佐々木健介と“帝王”高山善廣が28日、都内のNCVスタジオで対談。健介オフィス旗揚げ1周年記念興行(2月11日、東京・後楽園ホール)に向けて結束を強めた。新日本プロレスのマットでも実現することなかった健介&高山&天龍源一郎&鈴木みのるの“外敵4人衆”だが、やはり健介と鈴木みのるの火種は避けて通れそうにない。夢タッグが一夜限りで終わる可能性も出てきた。
 健介オフィス旗揚げ1周年記念興行(2月11日、後楽園ホール)でみのる&天龍とチームを結成し、川田利明&ノアの齋藤彰俊&ゼロワンMAXの大谷晋二郎&ドラディションの吉江豊と激突する2人。この日はサムライTV「Versus」(#20)(初回は2月10日、22時から放送)の収録が行われ、番組では新日プロ対UWFの抗争や2006年7月に行われた高山の復帰戦を回顧。2・11健介オフィス興行に話が及ぶと、互いに健闘を称え合った。
 対談後、高山は「やっとこの4人で組めるんだと素直にうれしい気持ちになったね」とし、健介も「闇鍋みたいなものだよ。何が出てくるか分からない」と両者とも期待に胸をふくらませている様子。さらに「4人それぞれの攻撃がトレインみたいになるんじゃないかな」と連携攻撃まで予告してみせた。

 しかし、一方であまりに個性が強すぎる4人衆だけに、懸念材料もある。まとめ役が存在しないのだ。高山は「バラバラでメチャクチャな強い4人を束ねるために接着剤になる」と参謀役を買って出た。ところが、標的についてきかれると「たぶんオレとみのるちゃんは川田利明になると思うんだよね」。健介は「オレは標的じゃないけど、大谷とやり合ってみたいね」と早くも足並みがそろわず。チグハグな印象を与えた。
 火種はそれだけではない。因縁浅からぬ健介とみのるが組む。昨年の3冠戦前後から、遺恨が再燃している2人は、世界最強タッグ決定リーグ戦開幕式でも激しくやり合っている。健介自身は「とことん戦い抜いていかないと分からない部分もある」と心境を明かす。最悪同じコーナーでやり合うことさえあり得る危険性を秘めている。
 最強の4人が集ったチームは一夜限りの結成となるのか、それとも今後も継続していくのか。初合体の行方は果たして。

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