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にっぽん超エロすぎる民話集【高知県幡多郡】未亡人が手ほどき… 14歳の“性人式”で何が?

 今年、成人の年齢を20歳から18歳に引き下げることが国会で可決されたが、時代によっては中学生ほどの年齢で成人とみなされていたこともある。その影響か、日本各地には、14〜15歳になった男性に年上女性が性の手ほどきをする“性人式”の風習があった地域も多い。

 高知県幡多郡在住の日野要一郎さん(仮名・84歳)は、14歳の秋に、そんな性人式によって大人の仲間入りを果たしたという。
「従兄や遊び仲間だった近所のお兄さんから聞いてたんで、どんな風習かは知っとったよ。だから、親父に『来週、○○さんの家に行ってこい』と言われたときは、『ついに自分の番が来たか!』と、嬉しさや興奮やらで、前日はほとんど眠れんかったのをこの間のように思い出すよ」

 当日は一番風呂に入ることを許され、「清めるという意味を込めて、いつもより念入りに身体を洗った」という日野さん。風呂から上がると、赤飯など普段は口にできないごちそうが並んでいたそうだ。
「親父には『食いすぎると後で動けんくなるから腹八分目にしとけ』と注意された。まあ、緊張で喉を通らんかったというのが正直なところだけどな(笑)」

 性人式では女性が終始リードしてくれ、恥をかくことはなかったそうだが、あまりの気持ちよさに果てたまま寝入ってしまったそう。
「私の面倒を見てくれた女性は未亡人だったんで、夜のうちに帰らなきゃいけないわけじゃなかったが、朝帰りって恥ずかしいもんじゃ。しかも、目が覚めたらその人が微笑んで『寝顔は可愛いのに、昨日は激しかったわね』と言われたのが恥ずかしくてのう。おかげで家に帰るまで、彼女の顔を直視することができんかったわ」

 高校卒業後は大阪で就職し、結婚するまでに2、3人の女性と関係を持ったそうだが、「初体験以上に印象に残ったセックスはなかった」と振り返る。
「少なくとも自分が大人になるきっかけを作ってくれた。その意味では風習や彼女にも感謝しとるよ」

(※風習自体は、現在は行われていません)

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