稲垣は9月8日でジャニーズ事務所からの退所を発表しているが、各紙によると、10月改編以降の放送について担当役員は「現状未定」。そのうえで、放送継続などの判断には「(稲垣の)次の体制との話し合いとなると思う。いずれ決められる時が来る。そこからの話し合いになる」と、稲垣の新たな所属先が決定後、交渉していく見通しを明かしたというのだ。
「退所する稲垣、草なぎ剛、香取慎吾について各テレビ局・ラジオ局の定例会見では10月の改編についての質問が飛び交っているが、どの局も現状では文化放送と同じ回答しかできない。というのも、3人の所属先は未定。本来ならば、すでに新しい事務所が10月以降の仕事について調整していなければならない時期。3人の“受け皿”になると思われていた元SMAPのチーフマネージャーは自身が手がける別の仕事があるので、まだ3人のマネージメントまで手が回っていない状態」(芸能プロ関係者)
いわば、秋以降の仕事について“白紙”の状態の3人だが、芸能界全体での見通しはどうなっているのだろうか?
「おそらく、独立から半年ほどはジャニーズ事務所の意向に“忖度”して新規のオファーはなさそう。稲垣、香取にはどうしてもテレビ局が新シリーズを放送したいようなドラマはない。草なぎはテレビ朝日の『スペシャリスト』があり、16年1月クールの放送が全話平均12・6%。新シリーズの放送が期待されるところだが、それも来年の4月クール以降になりそうだ」(テレビ関係者)
すでにメディア露出が減っている3人だが、しばらくはゆっくり自分の時間を過ごすことができそうだ。