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総合MCを務めたのはkento fukaya、ビスケットブラザーズ(きん、原田泰雅)、滝音(さすけ、秋定遼太郎)の3組。マンゲキメンバーは「kento軍」「ビスブラ軍」「滝音軍」に分かれて、ゲームやネタ、歌合戦、スポーツなどさまざまなジャンルでおよそ8時間のガチンコ勝負! 更に、YouTubeの「よしもと漫才劇場チャンネル」では3軍に分かれて「桃太郎電鉄」で対戦する模様をゲーム実況が生配信された。
総合優勝した軍団には賞金100万円、負けた軍団には辛い罰ゲームと、大きく運命が分かれるこの対決、芸人たちの真剣勝負となった。
最初のコーナーは客席を使ったお客さん参加型企画「客席使って大暴れ!三つ巴ゲームバトル!」。軍団カラーのマキザッパをお客さんたちの力を借りて客席後方からリレー形式で運び、舞台上の芸人がマキザッパを手にした瞬間からチャンバラが始まる「客席バトンリレーチャンバラ」や、お客さんの回答群から大喜利に最適な答えを当て込む「お客さんの力を借りろ!他力本願大喜利」など、客席を巻き込み大盛り上がりとなった。
続いて、kento fukayaによる人気企画「kento fukaya presents 骨折-1グランプリ〜早く病院に行って」も、フェス特別バージョンでお届け。MCを務めるのは、kento fukayaと天才ピアニスト・ますみ。骨折を放置している可能性がある芸人の骨折疑惑がある写真を、看護師資格を持つますみが見て折れているかどうかを判断、“誰が一番折れているように見えるか”を競う賞レースだ。
ビスケットブラザーズ・原田は骨折の結果全身が腫れ上がってしまったという1枚をエントリー。ますみは「肋骨上がりが折れていて、上半身が腫れている」ように見えたと評価。一方、きんは首骨折、鼻骨折(に見える)写真。ほかにも祇園・櫻井、ヒューマン中村、滝音・さすけ、セルライトスパ・肥後、カベポスター・永見らがエントリー、驚愕の骨折写真の数々に、会場は驚きと笑いに包まれた。
同フェス恒例の「この一瞬に全てをかけろ!ショートネタグランプリ!」も開催。「マンゲキモノマネブロック」では、各軍団から3組全9組が一気にモノマネを披露した。イノシカチョウ・ムギの「ビスケットブラザーズ原田が後輩にする笑顔だけの挨拶」、ゆうらん飛行・國玄の「カベポスター永見」など、そっくりなモノマネが次々披露され、なかでもペ・カタヤマヨシオの「ダブルヒガシ大東が後輩に挨拶された時の感じ」と、オーサカクレオパトラ・りえちゃんの「楽屋での翠星チークダンスちろる」は「似てる!」と絶賛された。
森ノ宮よしもと漫才劇場では、恒例のスポーツ対決が繰り広げられた。サッカー、バスケ、ドッヂボールで三つ巴の総当り戦の中でも「巻き起こせ!森ノ宮奇跡の1mm! ガチサッカー対決!」では観ている側も熱くなる激戦が。
第1試合はビスブラ軍VS滝音軍。前半はサッカー経験者のダブルアート・真べぇとラムキンズ・佐々岡を擁するビスブラ軍が優勢と思われたが、滝音軍のラビットラ・松本が華麗なゴールを決めてリード。滝音軍の守護神、アーネスト・わだが何度もナイスセーブを見せる活躍。後半戦では滝音軍のアーネスト・門野が目の覚めるようなシュートを決め、「おっさんシュート」と騒がれたと思ったら、ビスブラ軍のタレンチ・芝田が強烈シュートでやり返し。吉田たち・ゆうへいもロングシュートを決めてあっという間に逆転成功など、熱戦となった。
第2試合は、kento軍VS滝音軍。前半戦では、滝音軍の20世紀・しげが巨体を押し込むようにシュート! つい熱くなりすぎたか、滝音軍のガチャガチャ・ジョージとkento軍のデルマパンゲ・迫田が乱闘騒ぎに発展、フェスTシャツがビリビリになるシーンも。
第3試合はビスブラ軍VSkento軍。序盤からビスブラ軍の生ファラオ・石川の華麗なパス回しから豪快キャプテン・べーやんがナイスゴール! 一方、kento軍はパーティパーティー・きむきむがロングシュートを決めてざわつかせた。
各試合、目が離せないファインプレー連発。最後の最後まで勝敗の行方がわからない熱戦、そして普段の舞台では見ることができないマンゲキ芸人たちの意外な身体能力と、技術の高さに注目が集まった。
三つ巴の戦いも、勝負の行方がわからないまま最後の企画「歌に踊りに騒げや騒げ!マンゲキ三つ巴歌合戦!」に。勝った軍には100ポイントが加算されるため、各軍がぜん力が入っていた。
トップバッターは、滝音軍のダブルヒガシ・大東、バーティパーティ・ひらかわ、豪快キャプテン・山下ギャンブルゴリラ、タイムキーパー・ひできによる「デブメイシ」の体型を生かしたパフォーマンス。kentoに「さすが太っている人は歌がうまい」と言わしめた。ビスブラ軍のネイビーズアフロ・みながわ「負けないで」(ZARD)。みながわに寄せられた、今まで言われてきた悪口をバックに名曲を歌い切った。
kento軍からは、シゲカズです、令和喜多みな実・河野、20世紀・しげ、カベポスター・浜田、ドーナツ・ピーナツピーナツ、フースーヤ・田中ショータイム、とくいち・西垣、ぎょうぶ・澤畑による「電灯芸」ではチームワーク抜群の懐中電灯を使ったパフォーマンス。その他、各ユニットが趣向を凝らしたステージで盛り上げた。
大トリを飾ったのは、ビスブラ軍のさや香・石井率いる「石井ダンサーズ~石井は倒せない」。フェスでは恒例の石井ダンサーズだが、今回はダンスの枠を超えて、新たに芸歴2年目の前向きぜんきちをメンバーに迎え、“殺陣(たて)”とダンスの融合「時代劇インドイリュージョン」に挑戦。これには敵軍のkento fukayaも「ちょっとレベルが違った」と絶賛していた。
エンディングでは、ついに総合結果の発表。賞金100万円を手にしたチームは…。同フェスの配信チケットは5日12時まで発売中。ガチンコ勝負ならではの、本気の笑いと汗と喜びがまぜこぜになった8時間、若手芸人の奮闘を是非映像で目撃してみてほしい。
マンゲキフェス2023 マジでマンゲキ!フェスた君【視聴チケット】
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