今年1月にTBS系ドラマ「A LIFE〜愛しき人〜」で主演したキムタク。次のドラマはフジテレビの月9での主演といわれていた。
「当初は今年の10月期での予定でしたが、年間2回ではと来年1月期にずれ込みましたが、1月期も、TBSでの『A LIFE』がいまひとつだったこともあり、時期をズラそうと、TOKIOの長瀬智也が主演のドラマが内定しています。あれよあれよという間にキムタクドラマは4月期でということで内々で話は進んでいたんです」とはある民放関係者。
ただ、その4月期の話も「いつの間にか立ち消えになっているみたい」(制作会社関係者)というのだ。
「いまのジャニーズ内でのキムタクの立ち位置の問題ですよね。昨年の騒動時にいち早く事務所への残留を示したことで、ファンからは“裏切り者”扱いかもしれませんが、事務所にとっては残留を表明した“かわいい大事なタレント”なんです。そんな事務所にとってかわいいキムタクがバッシングに遭うのも許せないのはもちろん、低視聴率のドラマに出して評判を下げさせたくないというのもあるんです。いまや月9といえば放送中の『貴族探偵』もそうですが、一ケタは当たり前の、低視聴率ドラマ枠としてみられている。そんなところに“かわいい”キムタクを出してもらっては困るという話で、のらりくらりと立ち消えになったのではとも言われているんです」と前出の民放関係者。
いずれは新体制を迎えるといわれるジャニーズ事務所にとって、素直に従ってきたキムタクのブランドを低下させたくないというのは最大の課題でもあるようだ。
9月の契約で中居正広が事務所への残留を表明した形となったが、キムタクへの寵愛はまだまだ変わりそうもない。