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キムタクはいじめられっ子だった

 主演映画『無限の住人』が、「第70回カンヌ国際映画祭」に出品され、話題になっている木村拓哉。だが、興行成績がイマイチ振るわないなかでの招聘とあって、さまざまな憶測が乱れ飛んでいるのも、否めない事実だ。

 そもそも木村は、SMAP時代に「キムタク」という愛称が付けられたころから、バッシングの標的だ。あまたの有名税の類だが、イイ男の象徴になったことで、嫉妬のターゲットになった。さらに悲劇なのは、世間からこの金看板を背負わされる前から、いじめに遭っていたということだ。

 中学生でジャニーズ事務所に入所した木村は、高校2年生のとき、千葉・犢橋高等学校から、芸能人が多いことで知られる東京・代々木高等学校に編入している。ちなみに、千葉時代の同級生はマツコ・デラックスだ。メンバーの中居正広も同様に、神奈川県内の高校から転入しており、2人は一緒に受験し、合格発表を見に行っている。SMAPとしての活動が、今後さらに増えることを見越した編入だったが、木村の場合はワケありだった。

 千葉時代、「ジャニーズの木村」という事実が校内に広まった。それをおもしろく思わない地元の不良たちから、意味なく殴られたのだ。学校から帰宅すると、服が泥で汚れ、ボタンが取れ、ポケットが破れていることもあった。見かねた両親と相談の末、転校を決意。環境を変えてみるという採択で、いじめられっ子から脱出できた。

 自身がパーソナリティーを務めるラジオ『木村拓哉のWhat’s UP SMAP』(TOKYO FM)でしか明かしていない、衝撃の過去。“いじり”と“いじめ”の違いに悩むリスナーに、「僕らが学生のとき、当たり前に存在していた、悪いことしでかしたときの、教師の握りこぶしや平手打ちが、今は存在しない。それによって、いいこともあったのかもしれないけど、何かが失われた感じがする」という言葉を送っている。

 現在は、2人の娘を育てるお父さんでもある木村。長女の心美ちゃんは、自身がいじめに悩んだ年齢に差し掛かるため、パパとしては複雑かもしれない。SMAP解散で、ソロのタレントとしてリスタートした今、教育問題を語る現役ジャニーズとして新たな活路を切り拓く手もあるような気がするが…。

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