10月13日放送の初回は19.2%の高視聴率だったが、第2話が15.2%、第3話が13.2%、第4話が10.3%でいきなり1ケタ転落の危機。第4話から第7話までは11%台にやや盛り返したものの、第8話が10.7%、そして8日放送の第9話が10.3%にダウン。ついに15日に最終回を迎えることになってしまった。
「人気ドラマの場合、最終回に向かって盛り上がり視聴率もアップしていくものだが、そんな雰囲気はまったくなかった。キムタクがドラマの役名でつづっているブログも放送開始当初こそ話題となったが、最近の内容は誰でもかけるようなもので、おそらくキムタクは書いていないのでは。今や局内ではこのドラマの視聴率の話題はタブー」(テレビ誌記者)
10月スタートの連ドラを見渡すと、平均視聴率が15%を超えているのはともにテレビ朝日の「Doctor-X〜外科医・大門未知子〜」、「相棒 season12」、フジテレビの「リーガルハイ」ぐらいと全体的に視聴率が低迷。とはいえ、キムタクドラマの平均視聴率は同じジャニーズ事務所所属タレントの主演ドラマではトップでなんとか事務所の“看板”の威厳は死守したが、早くもキムタクサイドは巻き返しを狙っているというのだ。
「このところ手堅く視聴率を取れるのは人気ドラマの続編ばかり。その点、キムタクは過去に高視聴率を獲得したドラマだらけだが、今まではキムタク本人が嫌がってきた。しかし、ここに来てそうも言ってられなくなり、型破りな検事役を演じ、ドラマ・映画ともにヒットした『HERO』(フジテレビ)の続編への主演に前向きだとか。早ければ来年10月クールになりそうで、主題歌に以前も主題歌を担当した、無期限活動休止中の宇多田ヒカルを起用したり、松たか子の久々の連ドラ出演、特別編に出演した綾瀬はるかのレギュラー出演などそれなりの話題で脇をしっかり固め高視聴率を狙うプランが浮上している」(テレビ関係者)
一部では愛娘2人の“音楽留学”による家族での海外移住計画も報じられているキムタクだが、なんとか汚名返上といきたいところか。