ノースリーブスとは、2008年にAKB48旧チームAから選抜され結成されたユニット。メンバーは高橋、小嶋陽菜、峯岸みなみの3人である。2011年に1stアルバム「ノースリーブス」が、初のオリコンウィークリーチャート1位を記録。2016年12月にラジオ番組「ノースリーブスの週刊ノースリー部」(ニッポン放送)が終了してからは、ノースリーブスとして目立った活動はしていない。というのも、高橋は2016年4月、小嶋は2017年4月にAKB48を卒業している。もはや、ノースリーブスが存続していたことを、多くの人は知らないのではないか。
同イベントで高橋は、ノースリーブスについて「ほとんど活動はしてないんですけど…」と苦笑いしながらも、「今年10周年なので何かできたら良いなと思ってます!」と前向きな姿勢を見せた。
現在、高橋は自身のコメント力を生かし、TV番組やラジオで活躍中。小嶋は広告や雑誌のモデルをメインに、自身のファッションブランドをスタートさせたばかりだ。2人は方向性が見えているようだが、峯岸に関しては未だAKB48に残っており、世間からも「まだ卒業しないの?」という声があがっている。
峯岸といえば、5月31日に『ダウンタウンDX』(読売テレビ・日本テレビ系)に出演し話題になった。「AKBに必要とされていない」「早く辞めればいいと思われてる」と愚痴っていることを、同番組内で同僚の柏木由紀の手紙により暴露されたからだ。さらに、AKB48としての仕事がなく、メインの握手会でも卒業を見越したファンの“記念握手”ばかりであることを明かしている。なぜ、これほどまでに峯岸は卒業を煽られているのだろうか。
「今、AKB48は新しい姿を見せていこうとしています。そのため、最後の1期生である峯岸を煙たく感じる人が多いのでは、という見方があります。また、峯岸は以前『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)」に出演した際、有村架純の姉・有村藍里を見下すような発言をして大炎上しました。あの一件から、峯岸に対して批判的な意見がネット上でよく見られるようになりましたね」(芸能ライター)
実際、峯岸は今年のAKB48選抜総選挙で32位となり、昨年の19位から大幅にランクダウンしている。ちなみに自身の最高ランクは14位だ。AKB48としての仕事がない今、峯岸が卒業について語れる場はそれほど多くない。もし、今年ノースリーブスが10周年を祝うイベントを行うとしたら、その場で卒業について言及する可能性が高そうだ。