同ドラマは初回(7月14日)=26.5%でスタート。第2話(同21日)=19.0%、第3話(同28日)=20.5%と推移。第4話(8月4日)は過去最低の18.7%に落ちたが、第5話では20%台に復帰した。
他の夏ドラマは軒並み低調。初回から、常時10%以上を維持しているのは、藤原竜也主演「ST赤と白の捜査ファイル」(日本テレビ/水曜日午後10時〜)、渡瀬恒彦主演「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日/水曜日午後9時〜)、上戸彩主演「昼顔〜平日午後3時の恋人たち」(フジテレビ/木曜日午後10時〜)の3作のみ。
とりわけ、悲惨なのは柳葉敏郎が15年ぶりに地上波ドラマで主演を務めている「あすなろ三三七拍子」(フジ/火曜日午後9時〜)で、初回(7月15日)=7.7%、第2話(同22日)=5.1%、第3話(同29日)=5.3%と低迷。第4話(8月5日)では4.1%と、ついに5%を下回ってしまった。
フジ開局55周年記念ドラマ「若者たち2014」(妻夫木聡主演/水曜日午後10時〜)も、同局の期待を大きく裏切っている。
共演者は瑛太、蒼井優、長澤まさみ、橋本愛、吉岡秀隆、満島ひかり、柄本佑らで、映画が3本くらい作れそうなそうそうたるメンバーだ。ところが、視聴率は初回(7月9日)こそ12.7%だったが、第2話(同16日)=7.8%、第3話(同23日)=7.8%、第4話(同30日)=7.3%、第5話(8月6日)=6.8%と極度の不振だ。
また、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(岡田准一主演/日曜日午後8時〜)第32話(同10日)は16.1%で、前週より2.1ポイントダウン。同日、裏の「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ/日曜日午後7時58分〜)が21.5%と、9週ぶりに大台を突破した影響を受けたと思われる。
(坂本太郎)