「正直、歌詞もリズムもかなり昔風のダサイ曲だったが、なぜか若者を中心にウケて大ブレーク。発売後、YouTubeでの再生回数が昨年10月までに1億回を突破。運動会や学芸会でも使用されるなど幅広い世代に浸透し社会現象になったものの、もともとカバー曲だったため、レコ大獲得には至らなかった」(レコード会社関係者)
それでも、紅白にはユニットとして16年ぶりの出場を果たした。当時はメンバー構成が違ったことから、ISSA以外のメンバーたちにとっては初出場となった。
勢いに乗ったまま今年に突入。3月に満を持して新曲「桜」を発売した。
「和をテーマに、ISSAの歌唱力を前面に打ち出した、人生を表現した楽曲。曲のクオリティはなかなかだったが、『U.S.A.』のようにみんなで盛り上がれる曲ではなかった。そのため、売り上げも世間的な評価も前作にははるかに及ばなかった」(同)
それでも、8月には映画「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」の主題歌「P.A.R.T.Y.〜ユニバース・フェスティバル〜」を発売。同映画は夏休みシーズンに公開される、子供に人気の作品だけに、話題にはなりそうだが…。
「昨年の再ブレークで活動は軌道に乗ったが、もはや“一発屋”と呼ばれてしまってもおかしくないだろう。現状では2年連続の紅白はないとみられる」(芸能記者)
そして、空いた1枠をゲットしそうなのがあの話題の歌手だという。
「主演の日本テレビ系ドラマ『あなたの番です―反撃編―』の主題歌『会いたいよ』を歌い、手塚翔太の名義で歌手デビューした田中圭です。今年は主演映画『劇場版 おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜』が公開されるので、映画がヒットすれば紅白は当確でしょう」(同)
田中が出場すれば紅白の目玉になりそうだ。