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にっぽん超エロすぎる民話集【新潟県東蒲原郡】年に一度の村の娯楽は乱交パーティー

 前述の暗闇祭りでも触れたが、地域のお祭りは五穀豊穣を祈るだけではない。どちらかと言えばそれは建前にすぎず、自分らが楽しみたいがためにお祭りを口実にしているフシもある。

 吉岡喜三郎さん(仮名・78歳)が住む新潟県東蒲原郡の某地域では、かつてお祭りの日の晩、大勢の男女による性の狂宴が公然と行われていたそうだ。

 「でも、これは明治や大正以前の話で、実際には誰も一度も参加したことがないんだ。ワシが生まれた時にはすでに、ただの祭りになっとったんじゃから」

 吉岡さんが、かつて接したことのある同集落の年長男性に聞いた話によると、乱交会場はお祭り期間中に開放されるお寺の本堂。お祭り最終日の晩、地域の男女が集まり性を貪るのが慣わしになっていたという。

 「子どもの頃、自分をようかわいがってくれた近所の女性を『あの人、えろう締まりよかったぞ』、『漏らしたものを拭くのが大変じゃった』なんて生々しい話を聞き、すごく興奮したのを覚えとる。小さな集落だから、夫婦でなくとも肉体関係があった人が多く、ワシの両親も例外でなかったようだ。さすがに親のそんな話は耳に入れたくなったから、よう聞かんかったな」

 ちなみに夫を早くに亡くしたり、離縁して出戻った女性は、事実上の強制参加だったとか。しかも、他の女性よりも多くの男性の相手をさせられていたそうだ。

 「筆おろしの相手も、彼女たちの役割。親世代より上の者は、みんなそれで女を知ると聞き、羨ましく思ったよ。ワシが生まれ育った戦後は、地域からそがいな文化も風習も一切なくなっていたからのう」

 ただし、県内の他の地域には、吉岡さんが青年の頃も乱交の風習が行われている地域があったようだ。

 「大人になって仲良くなった友人がある日、酔っ払って『俺の育った海辺の集落じゃな…』と自分の体験を得意気に話しとった。羨ましくなかったかって? そりゃ、まあ(笑)」

(※風習自体は、現在は行われていません)

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