CESA会長の鵜之澤伸氏は「昨年度は過去最高の入場者数22万、土曜日の一般公開日は9万人越え。キャパシティーを考えると限界というくらいの大成功を収めた。3年に1度、共催社の見直しが行なわれるが、激烈なコンペの中、日経BPから素敵なプランが提案された」とコメント。今年から幕張メッセの使用ホール数が以前の1〜8ホールに加え、新たに9番ホールが追加されることの他、ゲーム関連のライブイベント用として同会場のライブ施設、幕張イベントホールが新たに使用されることが発表された。また、女性ファン向けに乙女ゲームコーナーや、コスプレファン向けのコスプレエリアも今年から新たに設置される。
10年より注目してきたアジア市場向けの戦略では、昨年のインドネシアの観光クリエーティブ・エコノミー省大臣が、2012年東京ゲームショウに来訪したことを例に挙げ、鵜之氏は、「もっと日本のゲームが世界にアピールできれば」とアジア、特に東南アジア諸国とのさらなる関係強化を強調。「本日、お集まりいただいた皆様に積極的に出展していただきたい」と来場した企業に向けてコメント。今年の開催テーマを「GAME(ゲーム)は進化し続ける。」と発表した。
今年の東京ゲームショウでは200社の出展を予定し、4日間で20万人の来場を見込んでいる。入場料は一般で(中学生以上)当日1200円、前売り1000円で、小学生以下は無料となる予定。(斎藤雅道)