同サイトには「大切なお願い」と題してファンに向けたメッセージを更新。「タレントが移動する際の追跡行為は、絶対にやめていただきたいとこれまでお願いして参りましたが、残念ながら過激な迷惑行為は依然として目撃されています」と改善されていない現状を報告。タレントの移動や公共交通機関で大きな混乱が発生し、関係各機関から注意・警告を受けていることを明かした。
“迷惑行為”として列挙したのは9つの事例。「飛行機、新幹線でタレントに近い席を取り、立ち上がって覗き込む行為」、「一般の乗降客を巻き込み迷惑をかける行為」などのタレントに対する行為のほか、「スタッフに向けてエアガンを発砲する行為」とも記した。
そして、「一部の過激な方々の行為がコンサートの開催を心待ちにしてくださる多くのファンの気持ちを台無しにしてしまうことになります」と前置き。「改めて『大切なお願い』です。タレントが移動する際の駅や空港などでの過激な追跡行為は今後、絶対におやめください」と警告した。
「以前、すでに事務所を辞めたある人気グループの元メンバーがバイクに乗っていたのをファンが追跡。悪天候だったこともあってその元メンバーが転倒。その時の“後遺症”が残って思ったようにダンスができなくなり、結果、グループを脱退したこともあった。そのころからまったく状況は改善されていないが、特に地方への移動は公共の交通機関を利用するしかないので、結局、改善されないままここまで来てしまった」(芸能プロ関係者)
とはいえ、こうなってしまったのはチケットが入手困難なことも大いに関係しているようだ。
「いくら金をかけてもチケットを取れなかったら未練が残る。それでやれることといえば、タレントの出待ちや追跡になってしまう。チケットの当選率をあげてルールを厳格化するしか改善方法はないのでは」(音楽業界関係者)
人気がありすぎるのも困ったものだ。