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小林カウ〜ホテル日本閣殺人事件

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提供:週刊実話

 1960年2月、栃木県のホテル日本閣で、経営者の妻(当時49歳)が失踪。12月にはホテルの経営者(52歳)も行方不明になった。警察は翌年2月になって同ホテルの従業員(37歳)を逮捕して追及したところ、管理人として働いていた小林カウ(52歳)とともに殺害したことを自供。カウも同日に逮捕された。

 若い頃から商売熱心なカウは、商才を発揮して2軒の店を持つほどになり、やがて日本閣の乗っ取りを目論んだ。最初は買収しようとしたが失敗。経営者に売る気がないとわかると、愛人になって日本閣を手にしようと考えた。

 しかし、経営者の妻が邪魔となり、従業員を色仕掛けでたぶらかして妻を殺害させる。その後、経営者も従業員とともに殺害したのであった。

 事件発覚後、1951年にも当時の夫を愛人関係にあった元巡査(34歳)と殺害したことを自供している。

 1966年7月、最高裁でカウの死刑が確定。70年にカウと従業員の死刑が執行された。カウは、女性では戦後初の被死刑執行者として歴史に名を残した。

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