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花見を室内で!“インドア花見”とは?宅飲みと何が違う?

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 3月21日に放送された『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系)で、造花の桜を飾ったレンタルスペースで花見をする“インドア花見”が特集された。

 寒さや花粉の多さが理由で、花見をしたくてもできない人は多くいる。そういった人たちのニーズを満たすために立ち上がったのが、株式会社スペースマーケットというベンチャー企業だ。

 スペースマーケットは、会議室やパーティー会場などの遊休スペースをホームページで公開し、必要としている人にスペースを紹介、提供するビジネスを展開。外で花見をしたくない人向けに、桜の造花を飾ったパーティースペースもレンタルしている。

 また、造花を飾ったスペースだけでなく、外から本物の桜が見えるスペースも用意している。「造花で花見をしたくない、本物の桜が見たい」という人のニーズも満たしているようだ。

 社長の重松大輔氏は「不便や苦痛を感じていたものを、インドア花見のように定義することで『こういう使い方、楽しみ方があるんだ』という気付きを(与えたい)。いろいろなジャンルで(新しい空きスペースの楽しみ方を)開発していきたいと考えています」と語り、新たなサービスの展開も視野に入れているとした。

 ただ、ネット上では辛らつな声も。「ただの室内飲み会じゃん」「花見って呼んでいいのか?」「インドア花見どう考えても変だろ」との投稿があった。「インドア花見」に違和感を抱く人は多いようだ。だが実際、インドア花見が可能なスペースを同社が公開したところ、たった1週間で100件を超える予約があったそう。インドア花見のニーズは少なくなさそうだ。

 花見をするとなると、場所取りの問題やゴミの放置問題などのトラブルが起きてしまうが、インドア花見ならこのようなトラブルは起きにくい。インドア花見の利点はあると考えるユーザーは多いようだ。

 これまで外でやるのが当たり前とされていたものが、室内に場所を次々と移す時代が来るのかもしれない。

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