現在、健康志向の高まりや働き方改革の流れを受けて、都心のサラリーマンを中心にナイトライドが流行しつつあるらしい。
自転車販売大手の株式会社あさひ・営業部の加藤祥夫氏は「サイクリングは休日に川や山に行くとか、あるいは観光地に行くことをイメージする方は多い。しかし、都市部でもサイクリングを取り入れることはできるという考えは持っている」と都心でのナイトライドの需要を掘り起こすことはできると語った。
また、3月末にオープンする「ミッドタウン日比谷」では地下1階に自転車の駐輪場を設けた。霞が関にもボックス型の駐輪場を設けているビルがある。都内のいたる所で自転車のユーザーが、快適な「自転車ライフ」を送れるように環境が変化しているようだ。
メインキャスターの大江麻理子は「ナイトライドは気持ち良さそうですね。(自転車専用道路が)整備されれば、ますますサイクリング需要は広がっていく可能性はありますね」と前向きなコメントを残した。
ただ、ネット上では「車のドライバーとしては、夜間の自転車ほど怖いものはない」「ただでさえ車道の自転車は邪魔なんだから、夜間サイクリングを流行させようとするのはやめてほしい」「逆走したり、歩道走ったりする自転車がけっこういるからな」とナイトライドが広がることに否定的な人の声も多く寄せられた。
健康志向の人が増えるのは良いことだが、これからナイトライドが普及するのであれば、自転車のルールやマナーも今まで以上に厳しく取り締まる必要が出てきそうだ。