問題となっているのは、「テレ東に来たタレントに『今すぐ家、行ってイイ?』」と訊き、自宅を訪問するという特別企画。スタッフは9日に収録された音楽番組『プレミアMelodiX! 年末SP』(同)に出演したアーティストに声を掛けることに。まず、声を掛けたのはゴスペラーズで、スタッフが「タクシー代をお支払いしますので家、ついて行ってイイですか?」と提案すると、メンバーの安岡優は、「ちょっと待って、俺たちもう(メジャーデビュー)25周年迎えてるんだけど、タクシー代!?」と苦笑い。村上てつやも「いらない」と言いつつ、「デビュー前はそれすごく嬉しかったけど」と話していた。
さらに、スタッフが「タクシー代がお気に召さなかったら、コンビニで好きなもの買って頂くっていうのも……」と再提案すると、メンバーは爆笑。安岡は「25周年だって言ってんだろ!」と言い、村上は「家を見せるのにコンビニで好きなもの!?」と、その釣り合わなさを指摘。最後に安岡は「うちのマネージャーも昔聞かれて断ったらしいよ」と言い、去っていった。
しかし、この一幕に視聴者からは、「態度悪すぎる…」「どんだけ25周年言うの?寒い」「めっちゃ印象悪くなった。家に呼べないのは当然だけど、態度っていうものがあるでしょ」という批判的な声が集まってしまっていた。
「その後、スタッフは加藤ミリヤ、氣志團、倉木麻衣など数多くのアーティストを直撃しましたが、中でも氣志團の綾小路翔は、スタッフの提案に、『トミーくん(注・メンバーの西園寺のこと)が引っ越しだから行ってみれば?』とあっさりOK。『タクシー代だけじゃなくて、ちょっとくらい頂戴よ』と冗談も飛ばしていました。結局、行くことはありませんでしたが、このやりとりに好感を覚えた視聴者も多かったようで、『ゴスペラーズは氣志團を見習った方がいい』という声まで聞かれてしまいました」(芸能ライター)
とは言え、ファンからは「タクシー代かコンビニ代だけなんて断るの当然でしょ」「コンビニで…っていうスタッフは、歌手を小学生か何かだと思ってるのか?」という擁護も聞かれていたゴスペラーズの対応。メンバーの黒沢薫は自身のツイッターで「あのー、断るとこまででネタなんですが…。」と真相を明かしているが視聴者には伝わっておらず、さまざまな意見を呼んでしまったようだ。
記事内の引用について
ゴスペラーズ・黒沢薫の公式ツイッターより
https://twitter.com/K2spicy