昨年末、同社が発表したところによると、当初、ニッチ商品としてテレビCMなしで細々と売っていたところ、口コミやネットで評判を呼び、隠れたヒット商品に成長。累計販売が8万6000枚に到達したそうだ。
商品開発のきっかけは、'09年に同社が20〜40代女性を対象に実施したアンケート。胸を小さく見せたい人が10%超もおり、「胸が大きいと太って見える」との声も寄せられた。胸を大きく見せたい女性ばかりを想定していた開発陣には大きな衝撃だったらしい。
ところで“巨乳”といえばグラドルだが、実際、巨乳グラドルの中にも巨乳ゆえの悩みを告白した例は少なくない。
「かつて小池栄子がバラエティー番組で、走ると痛い、Tシャツの柄が伸びる、可愛い服が着れないと、巨乳で困ることを挙げたことがあります。最近では童顔Fカップグラドルの篠崎愛が映画の舞台挨拶で、マラソンをするときはスポーツブラを2枚重ねて着けないと揺れて痛いと告白しました。重ねて走ったことで胸を圧迫して酸欠状態になったこともあるそうです」(アイドルライター)
男にとっては憧れの巨乳も、持ち主の女性には悩みの種となっているのが驚きだが、グラドル界においても、かつての巨乳一辺倒ではなくなってきているようだ。
「最近のイメージDVDのランキングを見ると、トップを走る仲村みうと常に上位の吉木りさはどちらも巨乳ではありません。仲村は初ヌード、吉木も従来のグラドルの枠を超えた着エロ寸前の見せ方が売り。今は胸の大きさより、正統派グラドルがどこまで露出度を高めるかが重要なのです。吉木の影響で、グラドルの露出度が全体的に上がってきており、うれしい傾向なのですが、今後、胸の大きさにあぐらをかけない非巨乳グラドルのほうが露出度で勝負してくる期待が持てます」(同)
もう巨乳は流行らない!?