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5年前の”木片”が脳内に突き刺さり死の瀬戸際に 放っておくと手遅れになる異物混入の危険性

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画像はイメージです

 中国の41歳の男性が、脳内に突き刺さっていた木片を取り除く手術をしたと、海外ニュースサイト「ODDITY CENTRAL」が6月24日に伝えた。

 中国・雲南省に住む41歳の男性・周さんは、まぶたの腫れと激しい頭痛のために病院で診察を受けたという。CTスキャンによる画像診断を行った結果、周さんの脳内には、数多くの木片が刺さっていることが判明。医師は緊急手術を勧めたが、当初は失明する可能性があることと、金銭面の問題で周さんは手術に消極的だったようだ。しかし、脳外科医と眼科医による専門チームが説得し、なんとか手術に及ぶことに。手術の結果、脳内から数個の木片が摘出されたという。木片のいくつかは、小脳からわずか5㎜程度離れた場所にあり、もし木片が小脳に刺さったり触れたりしていた場合、最悪の場合は死に至っていた可能性もあったようだ。

 木片が脳に刺さってしまった原因は、周さんが5年前に森で働いていた時に、誤ってつまずいてしまい、木の枝が右のまぶたに突き刺さったことだという。その際に、周さんは自分で木の枝を引き抜き止血したそうだ。その後も視覚障害も残らなかったことと、金銭的に苦しい状況だったことから病院にかからず、自然治癒させたという。

 幸い、周さんの手術は成功し、経過も良好だそうだ。

 異物が原因で危険な状況に陥ったケースは他にもある。

 ベトナムの40代の男性が、眼窩に4年間刺さっていた箸を取り除く手術をしたと、ベトナムのニュースサイト「MOTTHEGIOI.VN」が6月13日に報じた。

 40代のビントゥアン省の男性は4年前に不審者に右目を箸で突かれ、病院で数針縫う処置を受けたという。しかし、2年後には右目の眼窩が腫れ、涙や膿が頻繁に流れ出るようになり病院に行ったが、都度、傷口を切開し膿を出す治療を施されていたという。

 右目の眼窩が腫れるようになってから、何度治療を受けても腫れは引かなかったため、男性はホーチミン市の眼科を受診し、CTスキャンによる画像診断を受けたところ、眼窩に長い異物を発見。その後、ホーチミン市の専門病院で手術を受け、異物は箸であったことがわかり、無事に除去することに成功し、術後も良好だとのことだ。取り除いた箸は長さ9cmもあり、目の末梢神経に触れていれば、失明する可能性もあったそうだ。

 いずれのケースも大事には至らなかったが、一歩間違えていたら最悪の状況も考えられた。身体の変調を感じたら、まず信用できる医師に診察を依頼し、さらに、セカンドオピニオンも頭に入れておくことも重要であることを思い知らされるニュースである。

記事内の引用について
Man’s Occasional Headache Turns Out to Be Caused by Wood Splinters Stuck in His Brain for Five Years
https://www.odditycentral.com/news/mans-occasional-headache-turns-out-to-be-caused-by-wood-splinters-stuck-in-his-brain-for-five-years.html
Người đàn ông ‘bỏ quên’ chiếc đũa trong hốc mắt suốt 4 năm
https://motthegioi.vn/thoi-su-c-66/nguoi-dan-ong-bo-quen-chiec-dua-trong-hoc-mat-suot-4-nam-115059.html

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