片山氏は25日に行われた河本の会見に感想については触れず、「この問題が出てきたのはご本人(河本)の周辺から」と主張。さらに、ハンカチで涙をぬぐいながら、「関西のローカル番組で河本さんと仲の良い千原せいじさんという同じ事務所の方が、私たちを批判した上に、片山の夫の会社をつぶすっていうことを公共の電波でおっしゃった」と批判。さらに「出張の新幹線で大阪を通ったときに、乗ってきた方が『ああいうことあったけど、怖いで』って。これはもう脅迫ですよね」と視聴者に訴えかけたが、どうやら、片山氏はとんだ勘違いをしていたようだ。
「すでにネットに動画がアップされているが、せいじは会見当日、関西ローカルの情報番組『かんさい情報ネット ten!』に出演。その際、『河本は福祉事務所の人と話して、何回も、ちゃんとやってんやろ?』などと激しい口調で片山氏がなぜここまで追求するのか疑問を呈した。そして、他の出演者の声とかぶっていて語尾の方は聞き取りづらかったが、片山氏の夫の『会社を潰す』とは決して言っておらず、『(片山氏の)旦那さん、けっこうでっかい会社潰してたんちゃう?』と発言していた。片山氏同様、発言を違うニュアンスで受け止めたネットユーザーが大騒ぎし騒動が拡大してしまった」(芸能記者)
突如その存在が浮上してきた片山氏の夫は実業家の片山龍太郎氏。慶大大学院を修了し米国でMBA(経営学修士)を取得し、これまで経営危機に陥った数々の企業を建て直し、建て直したにもかかわらず、その後上場廃止になった企業はあるものの、せいじの発言のように「潰した」わけではなかった。
どうやら、当事者の片山氏、河本と同じ事務所に所属するいわば“身内”であるせいじの双方が勘違いしてしまったようだが、片山氏のツイッターでは28日午前の時点で自身の発言に関する書き込みはなし。
このままだと新たな騒動に発展してしまう可能性もありそうだ。