女性誌の匿名報道に端を発した親族の生活保護不正受給疑惑問題で25日、お笑いコンビ「次長課長」の河本準一が都内で会見。弁護士同席のもと、手続き上、問題はなかったことを強調しつつ、「自分が駄目になったら母も家族も全員駄目になってしまうと、勝手な不安に陥っていた。今になるとむちゃくちゃ甘い考えだったと深く反省している」と目に涙をためながら謝罪したが、一部で報じられている母親以外の親族の受給の有無について、弁護士は「親族の生活状況はきわめて個人的なこと。コメントを控える」と回答。河本の年収の推移などについても明らかにせず、不透明な部分も残った。
そんな河本と小学校の同級生で、テレビ番組でも共演しているのが俳優のオダギリジョー。小学校時代は「ジョー」「もっち(=河本)」と呼び合っていた仲だというが、こちらは主演ドラマ「家族のうた」がゴールデンの連ドラ史上最低の平均視聴率を記録しそうな“低空飛行”で第8話での打ち切りが決定したばかり。
皮肉なことに、小学校の同級生だった2人にとって今年が“厄年”となってしまったようだが、25日にフジテレビの豊田皓社長は定例会見に出席。河本の今後の同局出演については、「彼の『うっかりしていた』という言葉を信じるとすれば、(今後の)番組出演などに影響は出ないと思う」とかなり甘め。一方、「家族のうた」については、「キャラクター設定が厳しかった。(キャラを)見ていて気持ちが良くない。口調や態度に見づらさ、見にくさがあったと思う」とかなり辛口の分析で、同局では明暗を分けた2人であった。
(テレビ東京の都市伝説は本当だった!!)
21日早朝、全国各地では世紀の天体観測ショーとなった金環日食フィーバーで盛り上がり、屋外に人があふれ、テレビ各局は特番を放送。特にフジテレビはSMAPの生ライブを生中継する力の入れようだった。
ところが、浮き足立つほかの民放キー局4局をまったく気にすることなく、テレビ東京は通常通りアニメ「しまじろう」を放送。ネット上では「ブレない」、「さすがテレビ東京」などと絶賛された。
「テレ東については、これまでの事例から『どんな大事件があってもアニメを流す』というある意味の都市伝説がささやかれていた。しばらく、そういう事態がなかったが、今回の金環日食で改めてそれが証明された」(テレビ関係者)
たしかに、国民全員が金環日食に興味があるはずがなく、アニメを見たかった子供も多かったはずだけに、テレ東の判断は賢明だったに違いない。