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ネットに溢れる批判と諦め サッカー日本代表がガーナ代表に敗戦

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 30日に行われたサッカー日本代表対ガーナ代表の一戦。西野朗新監督の初陣となったこの試合だが、日本は0‐2でガーナに敗戦し、白星を掴むことは出来なかった。

 前監督ヴァイド・ハリルホジッチ時代には見られなかった「3‐4‐3」というフォーメーションで試合に臨んだ日本。しかし、付け焼刃の急造布陣はやはり脆く、前半7分にDF槙野智章の不用意なファウルからFKで点を失ってしまう。また、後半5分にはDFラインの裏を取られた結果、GK川島永嗣がPKを献上。これもきっちりと決められその差は2点に広がった。

 降りしきる雨の中、スタジアムに集まったファンの為、なんとか反撃を試みたい日本。しかし、尻に火が付いた状況にありながら、選手たちは相手を崩しきれない消極的なパス回しや、決定機をふいにする正確性の低いシュートを何度も繰り返してしまう。結局、1点も返すことができないまま、チームは試合終了のホイッスルを聞くことになった。

 異例の監督解任に係るファンの不安が、さらに増大することとなった今回の一戦。日本代表の不甲斐ない戦いにフラストレーションが溜まった人は多いようで、ネット上には「なんて試合だ!金返せ!」「こんな体たらくなら観なきゃよかった」「なんか色々と終わってんな今の代表」「土下座してハリルに戻ってきてもらえよ」といった批判が噴出している。

 また、中には「なんかどうでもよくなってきたわ」「負けても悔しいと思えない自分がいる…」「もう好きにやってください」といった諦めの声を挙げる人も。グラウンド内外で苦境に陥っている今の日本代表は、もはや四面楚歌の状況に置かれている。

 一夜明けた31日に、ロシアW杯に臨む23人の最終メンバーを発表する日本代表。本来なら盛り上がりを見せるところだろうが、現状では多くの不平不満が集まることは想像に難くない。ガーナ戦メンバー外からの“サプライズ招集”でもあれば、いくらか話は違ってくるかもしれないが…

文 / 柴田雅人

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