そんな中島は、ジャニーズアイドルのなかでかなりエリート。04年に弱冠10歳で入所した翌(05)年、いきなりドラマデビューをはたしている。小学生の時点で、ドラマ、ミュージカル、バラエティ番組に出演する機会を相次いでゲット。“典型的なジャニーズ顔”として注目された。デビュー時は165cmほどしかなかった身長も、22歳の今では178cm。18歳から、男性ファッション誌『FINEBOYS』のモデルも務めている。
JUMP加入後はセンターの山田涼介に後塵を拝したが、19歳で再びビッグチャンスが到来。13年、社会的現象となったドラマ『半沢直樹』(TBS系)に出演。この“半沢効果”がのちの役者人生で功奏し、連ドラ、主演ドラマがコンスタントに決まり、今年はNEWS・加藤シゲアキの私小説『ピンクとグレー』の初映画化で、主役に抜てき。週刊誌に狙われるほどのタレントになった。
小学生からスター街道を走ってきた中島だが、さらに驚くのは育ちの良さ。ぶっちゃけ、お金持ちのお坊ちゃまなのだ。幼年期から乗馬をはじめており、かなりの腕前。自宅には庭があり、しょっちゅうバーベキューパーティーを開いていた。ほかにも、ドラム、ジーパン、タップダンス、スニーカー、ベース、ピアノなど多趣味。収集癖があるようだが、それが許される環境下だった。
最近の趣味は、もっぱらカメラ。JUMPのライブはもちろん、外出する際には必携で、メンバーの素顔を撮りまくっている。その写真はアイドル雑誌の連載などで披露しているが、驚くのはその所持台数だ。ミラーレス一眼と一眼レフの両方を所持しており、レンズは2台、本体はなんと、27機も持っている。さらに、レンズを保存する防湿庫まであり、プロカメラマン顔負けだ。
そんな“セレブなお坊ちゃま”中島に、普通の社会人を演じられるのか、はなはだギモン。苦戦が予想される“日9”枠でどれだけの結果を残せるか、注目される。